スタッフ

マスターインストラクター 小森やよい

(一社)シンデレラストレッチ協会代表理事・日本回復整体総合学院学院長

愛犬を最期まで手放すことなく、お互いに人生を豊かにしていく一助となれば幸いです。

あれは暑い夏の日でした。

高校二年生の私は一週間の部活の遠征から帰宅すると
いつもの犬小屋に「モックン」が居ません。

あれ?おかしい??

家族に聴いても誰も答えてくれません。

私は泣きながら家の庭と近所を走り回って探しました。



遡ること一年前になります。

モックンとの出会いは
高校一年生の夏でした。

同じ部活の友達の家に仔犬が3匹産まれたというので
学校帰りに見に行きました。

茶色くてコロコロした可愛い男の子が目に入り
直ぐに瞳が合いました。
目も丸くてとてもかわいいのです。

私は仔犬が可愛くて可愛くて仔犬を抱いた手を離せません。
ましてや家に帰ろうという気にはなれません。

友達のお母さんが言いました。

「そんなに可愛いならあげるよ。持って帰る?」

友人の家から私の家まで15キロはありました。
が、そんなことは気になりません。

私は嬉しくて嬉しくて

「はい!自転車のカゴに乗せて帰ります!」

と、そのまま仔犬の男の子をもらいました。

夏の暑い日だったので
カゴの中の仔犬も私もハアハアしながら自宅まで帰ったことを今も想いだします。

暑すぎて仔犬が何度も吐いてしまいました。
辛そうに吐いている仔犬のうしろの真っ赤な夕焼けも忘れません。

さて、
私の家族はいきなり私が仔犬をもらってきたのでビックリです。

家族は犬は嫌いだからです。

「直ぐに返してきなさい」と
まあ定番通りお叱りを受けました。

が、
私は引きません。

面倒も観るし散歩もするから飼うことを許可してほしいと何度も頼み込みました。

根負けした家族。

結局仔犬を飼うことになりました。

その当時、私はシブがき隊のモックンが好きだったので

仔犬の名前は直ぐに「モックン」となりました。

それから私は家族との約束を破り、
部活が忙しいコトを理由に
世話もしなければ散歩も行かず
すべて母親に押し付けていました。

学校から帰るとただ可愛がるだけでした。



時間をまた高校二年生の夏に戻します。

高校二年の初夏から私の家は二階を増築するために
大工さんが毎日家に入るようになりました。

モックンは家族には吠えませんでしたが、
なぜかこの大工さんには吠えて吠えて吠えて・・・・止まらなかった。

大工さんも仕事に来るたびにモックンに吠えられるので
仕事も手につきません。
挙句の果てには増築の為の工程が止まってしまったのです。

そんな最中に私は部活の長い遠征合宿に出かけました。

帰宅するとモックンは居ません。

「モック~~ン」「モック~~ン」
何度呼んで探してもモッくんは居ません。

母が私に近寄ってきました。

「モックン」はドックポストに入れてきたから。もう会えないよ。
大工さんに迷惑かけて、これ以上飼うことはできないから。
あんたが居ない時にポストに置いてきた・・・」と。

その当時のドックポストとは殺処分の為のシェルターだったのです。

私は悲しみで身体が震え、泣き叫びました。

「どうしてそんなことをしたの?」と問うても

「面倒みれないのに飼うからだよ。それにあんなに吠えたり、
大工さんの作業中に噛みついたら大変なことになるでしょ。
大工さんも来てくれなくなってしまったし、こうするしかなかったんだよ」

と。

もっとほかの方法はなかったのか!!!

私の居ない間にされてしまったこと。

さようならも言えず・・・・

モックンに対して申し訳ないことをしたという後悔と
もう会えないという深い悲しみで
私は1週間ほど部屋から出られない状態が続きました。

今でも、モックンを想うと心が痛み、居た堪れない気持ちになります。
写真を見返すたび、胸がキューとします。



それから私も結婚し子供が産まれました。

モックンとの別れから17年後になります。

主人も子供達も犬が大好きなので
「犬を飼おう」ということになったのです。

モックンのトラウマが無かったと言えば嘘ですが、

私はもう一度、
新しい家族と共に犬を心から愛してみたいと思いました。

そして飼い始めた愛犬が

モモ

ラブ

マサル

の三匹です。

ラブとモモはすでに14歳で他界しましたが、
ラブにもモモにも本当にいろんなことを教えてもらいました。
二人とも女の子だつたので感情の起伏がありおもしろかったです!

また整体の事業をしてきたことにより、
2匹とも最期まで健康を全うできました。
獣医さんにかかったことは一度もありません。

そして何より
最期まで手放すことなく飼うことができた。

二匹の愛犬たちに心から「ありがとう」です。

そして今も元気な15歳のラブラドールレトリバーのマサル!

もちろん、毎日家族から「SASURU」してもらって絶好調です♡

きっとモックンは虹の橋から
今、マサルと幸せに暮らしている私を見て
安心してくれていると思います。

そうだよね。モックン!

「SASURU」はただ単に 愛犬と飼い主さんの健康をサポートするだけでなく
こうした私の経験からも
愛犬を最期まで手放すことなく、
お互いに人生を豊かにしていく一助となれば幸いです。

令和 元年 6月
(一社)シンデレラストレッチ協会 代表理事
「SASURU」マスターインストラクター

小森 やよい

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