飼い主を亡くし衰弱した豆柴の回復事例(詳細)

飼い主さんとの別れは突然ではありませんでした。
その年の2月から飼い主さん(83歳)は急に身体の不調を訴えました。

まずは検査入院からということで家を空けました。
が、結果その三週間後には帰らぬ人となったのです。

83歳の飼い主さんは12年前に自分の健康のためにとペナンちゃんを飼いました。

しかし、家族は犬よりも猫が好きだったので
ペナンちゃんの面倒を見るのは専ら83歳の飼い主さんでした。

朝は一緒に近所へ散歩に出かけ、
その後日曜大工に精を出す飼い主さんの傍らにいつもペナンちゃんは居ました。

飼い主さんが急に入院してからペナンちゃんのお散歩をする人も居なくなり
食事だけは家族が与えていましたが、
元々家族はペナンちゃんに声をかけることもしていなかったので
ただ食事を与えているという飼い方でした。

その後ペナンちゃんは飼い主さんが亡くなったことも知らず、
ただただ飼い主さんを待っている日々。でも会えない日々。
ペナンちゃんを撫でてくれる人はもう居ません。

ペナンちゃんは日がたつごとに毛が抜けていきました。
飼い主さんに会えない悲しみと身体を触つてもらえない。
呼んでももらえない・・・
そのストレスは大きかったと思います。

飼い主さんが亡くなってから半年。
久しぶりに訪ねてきた親戚はペナンちゃんの変わり果てた姿を目の当たりにしました。

その時のペナンちゃんの姿がこちらです。

親戚のみんなはペナンちゃんを見て居ても立っても居られず・・・・
ペナンちゃんをその日のうちに直ぐに自分たちの家に引き取っていきました。

そう!この親戚のお家は大の犬好き家族だったのです!!
既にそのお家には2匹の愛犬がいましたが、
ペナンちゃんも直ぐにその家族として迎えられました。

家族として迎えられたペナンちゃん。
早速このご家族に「SASURU」をしてもらいました。

朝は「ペナン」と呼んでもらい、
家族全員に毎日「SASURU」でぬくもりをもらい
ペナンちゃんはどんどん元気になりました。
抜けきった毛もたくさん生えてきて、いっぱい動くようになりました。

その時のペナンちゃんの姿がこちらです。

ペナンちゃん、久しぶりに家族の愛情とぬくもりを感じて嬉しかったのでしょうね。

「SASURU」は愛犬と飼い主さんの愛情交換にもなります。

今、飼い主さんの高齢化が進んでいます。
なんとか、飼い主さんも愛犬も元気に毎日歳を重ねられたらいいですね。

そしてもし、あなたの近くで
ペナンちゃんのように飼い主さんを亡くし、家族を亡くし
悲しい想いをしているワンちゃんがいたなら、
ぜひ「SASURU」で愛情のぬくもりを与えたあげていただけたなら嬉しいです。

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