昨日の続きになります。
対処療法についてお話してきました。
対処療法はその目の前の症状を一旦和らげる(無くす)ので
薬が効いているときはとてもカラダが楽です。
しかし、
その症状の原因を消さない限り、いつまでもあなたのカラダに現れます。
ここで言う「あなたのカラダ」とは =「愛犬のカラダ」 です。
赤ちゃんと愛犬は言葉で伝えられないということを記しました。
なので
一旦楽になると 動きます。
それは 本能で生きているから です。
痛いものは痛く、楽なものは楽 なのです。
この先は脳の理論になるので SASURU講座 の範疇になります。
一つ愛犬さんの対処療法の例を出します。
私の知り合いの愛犬さんでした。
もう数年前になります。
愛犬さんが股関節を痛めて獣医さんにかかりました。
痛み止めの注射を打ってもらい一日ゲージの中に居たそうです。
痛みが取れたようで
翌日は痛みが出る前より外で激しく動けたようでした。
飼い主さんはこれで良くなったんだ~と安心。
そしてさらに翌日になってみたら
昨日とは打って変わって、
もう後ろ足が動かなくなってしまったそうです。
愛犬は痛いようでうずくまり、
少しでもカラダに触れようとするとブルブルと震えていたということ。
その後はこの飼い主さんも痛み止めの注射が怖くなりその処置はやめたとのことでした。
愛犬さんの後ろ脚はその後も動くけれど、
前のようには歩行ができず、亡くなるまでずっと引きずっていたそうです。
上記の例でもわかるように
対処療法は一旦 痛みを楽にします。
その症状を抑えます。
しかし、根本を改善していないので
またその症状が現れます。
それは痛み止めや投薬をする前よりひどくなるときがあります。
なぜならば、お薬で楽にした分、動くからです。
本能で生きているので動くのは当たり前です。
動物は本来、野生なので
ケガや不調があれば じ~っとしています。
また傷口を自分で舐めてケアしていますよね。
犬もそれが本来の姿だと想うのです。
しかし、今や人生の伴侶となった愛犬は
人間とみなされ、飼い主さんの判断に任せられていますよね。
愛犬は私達よりカラダが小さいです。
寿命も短いです。
だからこそ、お薬は内臓をはじめ各器官に負担がかかります。
命にかかわるような必要性がある救急での投与ならばもちろん大切です。
その手段しかないと思います。
しかし、
生活や習慣の中で回復できるであろう犬の本来の生理現象や本能を活かした回復の仕方を優先してあげることができればどうでしょうか?!
その方がきっと愛犬はカラダが楽ですよね。
言葉を話せない分、心配ですが、
言葉を話せない分、飼い主さんがカラダの声を聴いてあげることが出来るはずです。
毎日一緒に居て、愛でつながり、信頼関係で結ばれている飼い主さんだからできることです。
その一つの方法としてSASURUを活用していただければ幸いです。
今日のブログもSASURUを必要としてくださる方に届きますように・・・・
最後に 対処療法についてご興味ある方は